『はんどすたんど!』(1)
ありそうで無かった 新体操部の日常4コマ。北海道の地で新入の高校生となったものの体操部がない!大変だ!となった真白ゆかが新体操部を設立し高体連に出場する話。校庭内で出会った頭のおかしい新城ななみ、運動音痴の乙宮いちご、ネガティブ思考な晴沢ひなたの3人の初心者と経験者の真白の4人の女の子達が、おっぱいが大きくて国体を諦めた顧問の富士崎先生の指導の下新体操器械体操に励む話。
他の日常系4コマと違い、キャラクターが色々な体勢になる為、それなりに技量が問われるところではあるが、デフォルメをしても普通に描けてる辺りとても技術が高いと思う。個人的には色付きの絵よりもマンガの作画の方が好きである。
お話の内容に関しては、ノンケマンガ百合マンガというよりはギャグ漫画。このマンガには幼児体型のななみという女の子がいる(表紙で跳び箱を飛んでるこいつである)のだが、こいつは明らかに常人ではない。頭のネジが300本以上は緩んでる。しかしながらこのマンガの面白さの7割はこいつにかかってるような気もする。
ちなみに新体操器械体操の知識もそこそこ学べてしまった。明日からのストレッチに活かせそうな感じがする。
脳死度:★☆☆☆☆
百合度:☆☆☆☆☆
ストーリー:★★★★☆
イラスト:★★★☆☆