『Aチャンネル』 1巻
いつもふらふらして天然なるんちゃん、るんちゃんに擦り寄ってくる人間を男だろうが女だろうが威嚇する親友のトオルの話。二人が同じ高校へ進学したタイミングでるんちゃんが新たに2人の友達を作り、トオルがその友達に警戒心を抱く所から始まる。
2人に打ち解けあうまでは、トオルが自分とるんちゃんだけの世界を作っている。
その姿はもうレズとか百合とかそういう次元とは違い、るんちゃん自身の人間関係社会参加等に影響が及ぶレベルである。
トオルがいなかったらもっと多くの友達が出来るのではないか…?などと読み始めは思った。しかし優しい世界なので、この世界の男女は、逆にトオルにもコンタクトを仕掛けるスタンス。後半ではるんちゃんに擦り寄る男がトオルにも目を向けていたというシーンもあった。なんというやさしいセカイ。
一応ギャグ系4コマだが、るんちゃんの自由奔放さとトオルの可愛さで脳死するタイプの脳死系4コママンガとしてはギャグセンは申し訳程度。
・るんちゃんの自由奔放さがメーター振り切ってて、何らかの障碍を疑うレベルで頭が弱い。
・何故かどんな局面でもトオルに弄ばれる関西弁巨乳姉貴が見ていて可哀想になる。
この2つがものすごく気になった以外は普通の日常系である。
一応アニメもやっていたらしいが筆者は特に見ていない。2期はあるんだろうか…。
百合度:★★★☆☆
脳死度:★★★☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
イラスト:★★★☆☆